他人の所為に出来ない閉塞感
言葉の切れ味は忘却の彼方に
雲を掴む様に真綿を斬る様に
ゲシュタルト崩壊した言葉が
詰まった内臓脂肪を搾り出す
文字数を合わせた四角い言葉
喜びも怒りも捨て去った後に
残された煉瓦を積み重ねても
自己満足すら得られないのに
威力を信じないまま放つ虚空
依り頼む自分は何者だろうか
自由でもなく自閉とも言えず
癒えぬ精神を放射するばかり
投影図のブロックを眺めれば
微かに垣間見える電子の傷跡

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

四角い言葉

目で読む詩で、歌詞向きではありません。すみません。
曲をつけてくださる方がいれば、それはそれで歓迎いたします。

閲覧数:129

投稿日:2017/06/13 07:41:55

文字数:209文字

カテゴリ:その他

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