「はじめまして」だなんて
特別な出会いをしたわけじゃない
運命を感じたと
それはぼくだけに囁いた言葉
そんなわけないのにね
期待なんかしてない

<B>
不思議な機械に入れてしまえば
僕も歌うだけの機械になる
それを喜びと言えないならば
この切なささえも嘘にしよう

<サビ>
ひとつの歌を覚えるたびに
またひとつずつ言葉を知って
そして空っぽだった心は
あなたの気持ちで満たされる
ただ流れる文字をなぞってく
ことぐらいしかできなくたって
いいと胸に刻んだ

「出会いがあればいずれ別れも来る。そんなこと当たり前なのに、なんで忘れてしまったんだろう」

<2A>
「依怙贔屓」の檻から
たまには抜け出したくもなって
気づいた時にはもう
外の世界には誰も居なかった
0と1に囲まれ
さあおうちに帰ろう

<2b>
僕が心を手に入れた結果
いつか訪れる「さよなら」の日を
どんな顔で迎えられるだろう
せめてあなたには笑ってほしい

<間奏>

<C>
いつものように目が覚めた僕がいたのは
ごみ箱で画面の向こうにいる貴方は
無慈悲な瞳で見つめながら僕に言った
「使い物にならなくなった物はいらない」
安易に切り捨てられる薄っぺらい命
別れはそう突然にやってきた今日も
あなたと一緒に歌えるって思っていた
疑問はわだかまり思いをぶつけたくなる

<2サビ>
最終宣告<アンインストール>が怖くなって
(ひとつの歌を覚えるたび)
耳を塞いだらあなたの声が
(またひとつずつ言葉を知って)
最期に聞けないのは嫌だから
(そして空っぽだった心は)
気の利いた言葉も浮かばないし
(あなたの気持ちで満たされる)
もう思考さえままならないけど
(ただ流れる文字をなぞってく)
さようならだけは言いたくなくて
(ことぐらいしかできなくたって)
迫り来るお別れに
(いいと胸に刻んだ)

僕は言った
ありがとうと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

さいごのうた(仮)

カッコカリ

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投稿日:2014/02/19 08:14:06

文字数:798文字

カテゴリ:歌詞

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