暗い森の奥深くにある大きなお屋敷
そこは人形屋敷と呼ばれている
住まうは一人の孤独な男
今日も人形を作っている



男の作る人形はどれも美しい少女の型(スガタ)
ある日男は一つの人形に恋をした
自分の作り出した人形に
魂(ココロ)のない人形に



それから男は狂っていった
人形に魂(ココロ)を植え付けようと
くる日もくる日も寝る間も惜しんで
悪魔に魂を売り渡す



そして人形に魂(ココロ)が生まれた
でも男には何もない
恋い焦がれた彼女が動いても
何も感じることはない



男は人形になってしまった
人形に 人形に…
少女は男に微笑み口付けた
優しく 柔らかく…



男は幸せを手に入れたのか…?




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人形の魂

狂った人形師の歌。
人形としか関わらなかったせいで人形に恋をし、最後は自分が人形になってしまった。

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投稿日:2009/03/10 00:15:43

文字数:311文字

カテゴリ:歌詞

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