一二三を数えて
千々まで重ねて
明日の明日とか
僕らの昨日とか 進まぬ時間を
待つのか 重ねて踏みつけた 動かぬ思考を
かさばる紙の束
続けることにか どこまで 気づくも気づかずも
恐らくそのままで
狭間にまざまざと 痺れを切らして
踏み込みまた落ちる 知るだけ
さあ
葛(つづら)を折り々々て 止まらぬ昨日を
坂道行き止まり
立ち入り禁止とか 戻らぬ言葉を
死ぬのか 歪まぬ意志だとか
知り得ぬ噂を どこから 飾れど飾らねど
見る目は変わらずに
そして笑われては 身の矛と化して
恥じて下を向いて 居るのか
そんなわけなんで
鍵をかけた ああ 暇つぶし いつも いつも
部屋にひとりきり 重くありすぎた
恋の行方は知るも知らぬも
そして そして そんなことすら
嘔吐き戻しては 気づかぬままで
また なにかを潰していくので 剥がれた言葉は
心のなかみは 僕は 僕は くずかごのなかみ
君が嫌いだと 挙げるだけの
言い切るだけはいつもしている
強がりさ
僕らとボクラトカ 薄墨 藍色
いつかのボクラシカ
浮かべた涙とか 鏡の向こうの
掠れて 届かぬ想いとか
失せた思い出を 連ねて 止まらぬ自覚とか
進まぬ時間とか
眇めた眺めから 深く抱え込んだ
なにかを思うとか わめいて
ああ
ふたつでひとつとか 自分を駆らえと
どこぞの莫迦のようで
なんでと訊ねても 閉じ込め埋もれて
なかみと 答えは返らねど
聞こえぬからとて 明日の 握りつぶされては
そういうものだとて
また ひとつひとつを 胡座をかくのさ
諦めていくんだ 行方は
「だからどうした」 と!
雨ノチ晴レは ああ 手を伸ばす いつか いつか
フィクションだから 夢が叶うなど
間抜けたことを願い続けて
君の 君の 子供の僕が
胸の裡さえも 居る気がしてさ
知らないふりをしていたいのさ 想いも錆びてさ
僕の 僕の ぐるぐると舞う
褪せた今の色 思考の中で
それだけだから と どうしたとして戻せないから
耳を塞ぐのさ。
そのまま埋もれて さあ 始めよう 泣いて 泣いて
消えていくよ 流したものなら
皆 数えたらきりがないから
過去と今の 宣言状に
相違を今更 印を捺して
言及したりなんかしないさ 視線を通して
さあ 君の番だ それだけしか
僕を選んだ 出来ないのだから
だから僕のこと その言い訳の すべてを述べて
それだけ愛してよ
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