Tarentelle
「優しさの仮面の中、手繰る糸・・・」
真夏の夜 蝶と蜘蛛
はたして、喰われるのはどちらか・・・?
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Tarengtelle 作詞・作曲 ノイン
ゆらりゆらりと火を弄ぶ
白く黒く穢れた指先
嗤う月に見降ろされて
始まる宴 Tarentelle
じわりじわりと果実を啄む
甘い甘い魅惑の猛毒
包む香りと激情で
喰らいつくして 宵の闇
掌で転がる珠
けして止まることなどはない
優しさの仮面の中
手繰る糸を絡ませていく
温もりが悲しみが夜空へと燃える
美しくか細くなお激しく
舞い踊る姿は 妖艶な胡蝶
切り裂いて 抱き寄せて 繭に包む
くるりくるりと歯車は回る
苦い苦い錆びた音立て
淡い光をかき消して
深く堕ちてく 夏の夢
伸ばす腕は空を切る
独り踊り続ける円舞曲
ひび割れた仮面の中
手繰る糸は最後1つ・・・
快楽も道徳も夜空へと溶ける
滑らかに流れてく砂のように
誰も知らない扉 開けるのならば
毒さえも微笑んで飲み干すでしょう
触れた指先は凍る
終わりを告げた最後の砂
崩れさる仮面の中
手繰る糸は 楽園へと・・・
花よりも蜜よりも 至高の口付け
焼き付ける 紫の 痕残して
咽返る灼熱の 吐息を殺せば
瞬きもできぬほど 君を縛る
その毒が身を焦がし 消え去るまで・・・
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