ねぇ 嘘だと言ってよ まだ 何も果たせてない
交わした約束の全てを “裏切り”に変えないで
素直になれない夜はいつも同じ夢を見た
魘されては 決まって後悔に囚われた
違うのは君がいて 僕の側にいてくれる
これからはもう少しだけ 人に触れようと思えた
剣を翳す右手と 君と繋ぐ左手
熱く燃ゆる願望-ココロ-奮え いざ羽ばたかん
凛と立つ君に焦がれて 蝶はその胸に停まる
誰にも見せない涙を 君だけが気付いてくれた
裏腹な悪態で 口を衝いて出た言葉
ほんとは、孤独は嫌なんだと 言える勇気が欲しかった
不穏が滲む夜に 懐かしい夢を見た
証し岐路に看取りて 仰ぐ背は群先
目覚めた闇の中で 秒針だけが響く
君がいない、ただそれだけで この消えない不安は何?
“側にいて欲しい”じゃなく「側にいてあげたい」と
強く誓う決意-ココロ-が 今 過ぎるのは何故…
凛と咲く花に焦がれて 蝶は軍火に停まる
誰より優しい笑顔を 守る楯になりたかった
「死ぬ瞬間は一緒だ」と 口を衝いて出た言葉
微笑みで応えた君が 愛しい…夢なら覚めないで
刻は流れるじゃなく 滔々と降り積もる
「時間は重みだ そう思う」輪廻の淵で
凛と咲く花に焦がれた 天の運命は絶たれた
蝶の飛跡は粉を残し 永久を彷徨う極光
-来世の僕は本当に 現世の僕と同じなの?-
壊れた世界の片隅で 違う空を見上げている
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