何も持たないまま飛び出した どこまでも自由に行けると信じていた

旅は続いてる少し疲れて 足を止め ふと気付いた丘に並ぶ風車

空を見すえ静かに立つ 無数の羽根をはためかせ

吹いてゆく 風に向かい 風車はまわる
傷つきゆらいでも 振り返りもせず

吹いてゆく 風に迷う 小さなぼくら
いつの日か なろうね あの風車のように

ゆううつが飛びかうこの空は ときに喜びや出会いの風も吹いて

いつからか見ていた 空の向こう はるか遠くに何があるのか知りたくて

丘の上の天使の群れ 無数の羽根が羽ばたいて

サビだらけの ぼくらは 羽根も折れたままで
きしんだ胸の傷 まだ痛むけど

嵐はいつか 凪いでゆく
ほほ濡らす夜を 越えたなら 明日は追い風になる

やがて風が やむ そのときまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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風車のうた

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投稿日:2020/08/26 18:26:05

文字数:343文字

カテゴリ:歌詞

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