[イントロ]
[A]
薄目を瞑(つむ)って 微睡み(まどろみ)にまかせて
おもかげ誘った 夏風邪とモノローグ
[B]
《そこにいる気がしたんだ》
夏のにおいと
《手を触れた気がしたんだ》
熱に浮かされ
[C]
日映(ひうつ)りのぬるい水 ふわふわ浮く眩暈
にがい薬 一錠のぎこちない夢 くり返す
[A']
“さあ 目をひらいて” うわごとは哀しく
おもかげ誘った 夏風邪とモノローグ
[間奏]
[B']
《そこにいる気がしたんだ》
夏のにおいと
《手を触れた気がしたんだ》
熱に浮かされ
《目が合った気がしたんだ》
ゆめかうつつか
《囁いた気がしたんだ》
寝てか覚めてか
[サビ]
或(あ)る日のあなたに この微熱をあげましょう
夢は夢と知り 醒(さ)めてゆくのならば
ぼんやりと映(うつ)る まぼろしが消えたあとは
火照る首筋と、汗の染みたシャツと
[間奏]
【】
[C'']
日映りのぬるい水 ふわふわ浮く眩暈
あまい薬 ひといきに届かない声 くり返す
一一夏、ミントの青い葉と 砂のひかる岸辺
おぼろになる 気怠さと汗にまぎれて
[サビ']
ぼんやりと映る あなたのまぼろしがもう
泡沫となって 消えてしまっても
あの日のあなたに この微熱をあげましょう
夢は夢、と知り 醒めてゆくのならば
“さあ 目を開いて” 夜を待つ部屋で
さよならをしよう あなたと夏の日に
[アウトロ]
《そこにいた気がしたんだ》
ゆめかうつつか
《手を触れた気がしたんだ》
寝てか覚めてか
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