ちっぽけな人 ただのヒト
目で追ってた 影を追ってた
我が為に、命を懸けた者には
恵みでも、降らせてやろうと息巻いていた

彼は、水浴みに、衣を脱ぎ捨てた
まるで、仮面を、取り払うかのように

彼は、神様だった
水の神様だった
風あるところに、雨は、在り
雷あるところに、雨は、在る
だから、彼は、祈っていた
神であることを、忘れたかのように
伏して、彼は、祈っていた

彼へ、捧げ物 人々、麦や粟
米、御神酒を 有り難い加護、祈り

彼は、神様だった
水の神様だった
風あるところに、雨は、在り
雷あるところに、雨は、在る
だから、彼は、祈っていた
神であることを、忘れたかのように
伏して、彼は、祈っていた
神は、彼こそだった
我ら、仮初めだった
雨あるところに、風は、在り
雨降りあるところに、神は、鳴る
憐れ、我ら、威張っていた
神であることに、傲ったかのように
伏して、我ら、祈ってみよう

ライセンス

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風神と雷神と水神

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『風神と雷神』#3

閲覧数:61

投稿日:2023/08/10 14:15:27

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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