近くにいるのに君の顔が見えなくて
怖くて寂しくて泣いてしまいそうで
強い光だと眩しすぎて探せない
弱くて泣き虫な僕にも出来ること
星が空を照らす時
君のその手を見つけられるかな
暗闇で手を伸ばした先に
君はいないのに
例えるならそう君は赤いお月様
綺麗で妖しくて独りで輝いた
沢山の蝶に囲まれてもひとりぼっち
ひきつけても一緒にはなれないと知る
僕の掌、孤独な月の元に届け
星が空を照らす時
隠した弱みを癒せるのかな
傷口にそっと口付けして
微笑んであげる
星が月を照らす時
小さなこの手で包んであげる
触れ合った二人の体温を
分け合い笑おう
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