最近、仕事をしていてふと思ったことがあります。それは、プログラムを書くことと音楽を作ることに、意外な共通点があるんじゃないかということです。え?エンジニアと音楽?って思われたかもしれませんが、これがなかなか面白いんですよ。
普段、私はシステム開発をしていますが、最近のプロジェクトでは音楽に関するシステムを手がけることも増えてきました。音楽とコード、あまり直接的に関連があるように感じないかもしれませんが、実は似ている点がいくつかあります。それは、構築と調和です。
まず、「構築」について。音楽の世界では、メロディー、ハーモニー、リズムが一つになって一曲が完成しますよね。コードも同じです。プログラムを書くとき、各部分(関数やクラス)が役割を持ち、それがうまく組み合わさって動作することでシステムが完成します。どちらも、「構築」という行為が基本にあるんです。
次に「調和」。音楽では、異なる楽器の音やメロディーが重なり合って、心地よい音楽になります。これと同じように、コードの世界でも、異なるモジュールやライブラリがうまく組み合わさることで、システム全体がスムーズに動作します。この「調和」がうまくいくと、システムも音楽のように滑らかに動き、心地よく感じるんです。
そして、もう一つ感じた共通点は「反復の大切さ」です。音楽を作っていると、何度も同じメロディーやコード進行を繰り返しながら、微妙な違いを加えていきます。それと同じように、プログラムを書く時も、最初はうまくいかなくても何度もコードを修正したり、試行錯誤しながら完璧な状態を作り上げていきます。この「反復」によって、最終的に完成度が高くなるという点も似ています。
最近、私は「音楽とプログラムの違い」を自分なりに考えてみました。音楽は音で表現しますが、プログラムは「動き」で表現します。両者は形が違うけれど、目指すゴールとしては「何かを伝える」という点で共通しています。音楽が心を打つように、プログラムもユーザーに「使いやすい」「楽しい」と感じてもらうことで、感情に訴える部分があると思うんです。
この視点を持つようになってから、エンジニアリングの仕事にも新たな楽しみが生まれました。コードを書くことに対しても、音楽を作るような気持ちで取り組むことができるようになったんです。これからも、プログラミングと音楽の共通点を見つけながら、もっと創造的に仕事をしていきたいと感じています。
もし音楽が好きなエンジニアの方がいれば、ぜひ一度、自分のコードと音楽の関係性を考えてみてください。意外と面白い発見があるかもしれませんよ。
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