満ち往く月を 
仰ぎ見るは
長月生まれの少女

故郷の歌を
思いだして
口遊む声 震え

聳え立つ 大木は強く
遠くへと 続く空は儚く
何処までも 流れ往く川は穏やかに
時を刻んで 語り掛ける

私の生きる この世界には
貴方の愛しき姿は見えず
何処か遠くへ 誘う月は
散りし想い 満たして


赤き夕月
ただ眺めて
空虚な心を写す

誰かの声を
遠くに聞き
時の流れ 想起す


聳え立つ 大木は揺れて
遠くへと 続く空は溢れて
何処までも 流れ往く川は史を創り
理 紡ぎ 語り掛ける

貴方の生きる その世界には
月明かり満ち欠けては彩づき
何処か遠くへ 想う月は
憂い帯びて 満たして

私の生きる この世界には
貴方の愛しき姿は見えず
何処か遠くへ 誘う月は
散りし想い 満たして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

テーマはかぐや姫

閲覧数:287

投稿日:2013/07/27 00:22:39

文字数:344文字

カテゴリ:歌詞

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