遠く遠くに 見える丘まで 軽い歩幅で 指を解いて
今は何も要らないよ 身体ひとつあればいい
息を吸って確かめて 流れる鼓動を
開く花弁のように 鮮やかな思いが まだ叫んでいるよ
「ねえ、忘れないで」
近く近くに 聴ける声さえ 重く響いて 耳を塞いだ
今は何も要らないよ 身体ひとつだけでいい
息を吐いて見定めて 本当の心を
踊る花弁のなかで 薄れていく思いに 手を伸ばしたいよ
「ねえ、行かないで」
開く花弁のように 鮮やかな思いが まだ叫んでいるよ
「ねえ、忘れないで」
最後の願い 風よ溶かして
踊る花弁のなかで 薄れていく思いに 手を伸ばしたいよ
「ねえ、行かないで」
開く花弁のように 鮮やかな思いが まだ叫んでいるよ
「ねえ、忘れないで」
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