ジャケット

右耳に響く夏音と
ふわりゆれる 手には花片

諦めたとかじゃなくて練習のつもりでさ
空も晴れてくれたのにあとは自分だけ

浴衣を着て夏を聴いて
夜を歩いて星を見た
少しばかり静かだけれど
それでも

爆ぜて光って 二人だけの夏がほら
ここに巡って
照らされて笑う君の声でもう
時が止まったみたいだ

明日は、明後日はって きりのない憂いは
全部そこに置いて弾けてしまえばいい

今を置いて時を駆けて
怖くなって振り返った
いっそこのまま写真のように
止まりたい

握って咲いて 二人だけの夏よどうか
終わらないで
燃え尽きて灰になるのを見送れば
夜明けを待つだけだ

特別な少し早い夏はもう
今に溶けて
残り一つ 震える手で火を付けた

終わりゆく松葉の火の花がずっと
消えないように
願って繋いで 本当の夏を二人でどうか
迎えられますように

淡く空を過ぎる夏色と
ふわりゆれる 君に花片

00:00 / 03:30

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

火の花の音色_inst

利用などについて何か質問等あれば、Twitter(@illim_Iru)にDMをお願いします。

閲覧数:54

投稿日:2022/10/07 19:19:03

長さ:03:30

ファイルサイズ:6.4MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

クリップボードにコピーしました