慇懃さ蟇道中
BPM 124

天つ水 仰ぎて待つに 現し身で
ながき世にきく 蛙鳴蝉噪

霧雨・桜嶽・宵の淵 主盗郭公の物語
筆効(ふできき)濃淡に止払(とめはらい)黎明即起すら拒めない
慇懃きらい好い気なもんだ不成者でも 
須臾(しゅゆ)の存在 所詮流行りの道化者だと 
群がる無粋と無節操共よ 黙れ黙れと
・・・・・・・・・・只一筋道を行く
傷つく事を厭わなけば、こんな虚像を
担がないのに、実力のみが正義ですと
この後に及んで何を今更、御座なりに
転がり辛酸を舐め、滲(にじ)む眼を血走らせ
目前に転がる蜥蜴の尻尾に泣くなんて
空虚の期待に応えられない僕は悪い子
理想の為なら嘘も辞さない僕は悪い子
降るは花弁か石礫(いしつぶて)か何方にしても凄惨
最終列車も無くなって街灯だけが拠所
親骨撓(しな)う傘を捨てそっと凭(もた)れた混凝土(コンクリート)
爪先に滲みて体温奪うアマデウスたる
悪夢の患い、こんな憫然(びんぜん)覚えるのなら
春よ来るな、僕を起こすな、それでも 
慇懃尾籠さ、隠微(いんび)な文句へ逃避行でも
何処も彼処も、泡沫(あぶく)の塵労(じんろう)、有象無象
ただ味も素っ気もない生涯嗤え嗤えと
己が身丈を呪え・・・・・・・・!!
慇懃無礼さ、矜持なんて襤褸切(ぼろきれ)同然よ
来者不拒憑いてきたけりゃ憑いてこい
この虚構重なり様変るなら天晴天晴(あわれあわれ)と
もう貴方が来なくとも只独の道を行く

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  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【歌詞】慇懃さ蟇道中/初音ミクとv flower

閲覧数:1,090

投稿日:2020/06/11 20:41:51

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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