A浮かんでは
 消えてくように
 空の雲間に
 見えた雀も

 積み上げた
 本の隙間に
 脱ぎ捨ててきた
 靴下一つ

B「ずっと笑っていようね」と交わしたゆびきり
 思い出を そっと 辿って

S目を閉じて泣いてまた
 誰かの後ろを
 ついてく一歩一歩
 迷わないよう

 描きかけの未来を
 マネっこの夢を
 大事に抱えて
 歩いていこう

A沈んでく
 骸(むくろ)のように
 雲の割れ目に
 消えた烏(からす)も

 置いてきた
 物も忘れて
 笑い続けた
 偽物ばかり

B「なにも変わりやしないよ」と落ちてく溜息
 アルバムを そっと 濡らして

S目を開き見えたのは
 誰かの足跡
 歩いてほらまた
 道を探して

 忘れかけた未来は
 これだけの夢は
 誰のものかすら
 分からないまま

S目を閉じて見えたのは
 まだ霞むけれど
 しっかり一歩一歩
 迷わないから

 描きかけた未来は
 へたくそな夢で
 躓いてもいい
 行ければいいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

imperfect

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投稿日:2014/02/07 23:14:11

文字数:429文字

カテゴリ:歌詞

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