覚えていますか
私たちが初めて出逢った時のコト

私と貴方は学年(とし)も
クラブも違うのに
貴方はとても優しくて
私を助けてくれた
男の子と話すのも嫌なはずなのに
貴方は嫌じゃなかった
むしろもっと話したくて
私から話すようになった

私は貴方を知りたくなった私は恋を知った


覚えていますか
私が貴方に思いを伝えた日を

いつもと同じ帰り道だったけど
私と貴方は少し変わっていた
面と向かって言うなんて
自分でもびっくりした
貴方への溢れる気持ちは
私一人では抑え切れないほどになっていた

貴方はそれに気付いてた
貴方はそれに頷いてくれ



たった一言で
私の日常は変わり
華やかな…幸せなモノになった
いつまでも続くと信じてたのに
幸せは続いてはくれなかった



覚えていますか
私と貴方の別れを
貴方は私を突き放した
好きではなくなったと言った
私と貴方の関係は変わったのに

大好きな声で話しかけてくれた
大好きな笑顔で笑いかけてくれた

私は嬉しかった
私は苦しかった

好きじゃなくなったなら
話し掛けないで
笑いかけないで
優しくしないで
私の心が壊れてしまいそうだから

私は愛を知った