(White・Valentine)+Day

お返しを要らないって言ったのは、
皆と同じ「お返し」より
何も貰わない「特別」が欲しかっただけ。

あなたが用意した「特別」が他にあること、知ってたよ。
あなたの幸せお祝いのプレゼントを準備する、時間を私に下さい。

笑顔のおめでとうを贈るよ。

伝えたくて、うまく出来なくて。
歪んだ文字が、私のいびつなココロの気がして。

怖くて、でも伝えたくて
何枚も書きなおした手紙。

気づいたら朝日が昇ってたこと、
徹夜でポストに走ったこと、
あなたは知る筈もない。

ごめんなさいのさよならより、ずっと側に居れる友達のほうがいいって思ったの。
辛いのわかってた。覚悟してた。
わかってたよ。

・・・わかってたの?

いくら近くに居ても、ほんとは一番遠いこと。
あなたが誰かと幸せになったら、どうやっても超えられない境界線(ライン)が出来ること。
私じゃあげられない幸せがあること。

わかってたの?

「ずっと側に居たい」
手紙に込めた気持ちに嘘はなかったのに

「側に居ると痛い」
感じる気持ちの本当に打ちのめされる。

でも離れられないよ。
ごめんね。

あの子との話も嬉しくて。
嬉しくて、胸がぎゅっとなる。

あなたの声を聞いていたいの。


あなたが幸せだと笑うなら、
あなたが笑ってくれるなら、

私も幸せだと笑うから。


今日もこの願いが届きますよう、祈りながら眠りにつくの。

どうかどうか、
あなたがあの子と幸せでありますように。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

(White・Valentine)+Day

歌詞なのか詩なのか…。
ぐるぐるなって気がついたら吐露してしまった色々が、チョコみたいに溶け込んだ作品です。

ことばの欠片ひとつでも、どこか共感頂けたら、幸いです。

閲覧数:78

投稿日:2011/03/30 02:47:50

文字数:651文字

カテゴリ:歌詞

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