忙しい日々に 飲み込まれて
過ぎてゆく時間 流されたままで
失敗を恐れて 自分を下げて
踏み出せずにいた 転ばないように

完璧求めて 辿り着けずに
いつからか 諦めては自分に
言い聞かせては 高嶺の花を
見てはいつも 悔しがっていたんだ

昼間の白い月 見上げてつぶやいた
はるか遠い場所に 届きたいと願い
高く遠く見上げた 視線の先へと
いつかきっと 辿り着く日まで

焦ってばかりの 日々の中で
大切なものを 見失ったまま
壊れそうなほどに 儚い夢を
追いかけ続けた 泣きそうな顔で

土砂降りの雨が 降り注いでく
誤魔化した 心を映すように
望んだものに 届かないまま
隠してゆく 戻れない時の中

背中に打ち付けた 冷たい雨が今
全てをものがたり 洗い流してゆく
溢れ出した涙 悔しさ映して
こぼれ落ちて 静かに溶けてゆく

置き去りにしてた 大切なもの
見つけては 繋ぎあわせてゆく
雨上がりの空 見上げたらまた
歩いてゆく 光と影の中へ

淡く輝いてく 雨上がりの景色
見果てぬ夢求め この手伸ばしてゆく
高く遠く見上げた 高らみの先へ
求めて今  一歩踏み出してゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

見果てぬ先へ

見果てぬ夢を題材に書いたものになります。
追いかけても簡単には届かないもの
本当に欲しいものほど手に入らない
そんな高嶺の花に手を伸ばしてゆく詩になります。

閲覧数:79

投稿日:2014/05/14 19:59:16

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました