これから書こうと思っているのは俺の私生活をベースに非凡な要素、つまりアニメ的な思考を面白ろ可笑しくシュールに取り入れた物語を書こうと思う。勿論実際の人物など一人も出ないので個人情報の面は安心してもらっていい。
あくまでもベースにしてるだけだからかなり現実味がないといったらそれは小説にならないので細かいことはまぁ目を瞑って頂きたい。俺は前置きを長くするのが好きなのかこんなにも遅いスタートになったが本編を楽しんで欲しい。では。


「第1話 誰のため」
「ヂリリリリリリリリリリリリッ!」
物語の始まりと言えばやはりこの音。緊急ブザーでもなければ迷惑極まりないサイレンでもない。俺の愛用する目覚まし君モドキだ。
「………っるせーよ。」
俺は朦朧とする意識の中でけたたましく鳴り響く目覚まし君モドキ(以降、目覚モド)の頭にあるスイッチを寝返りざまに裏拳の容量で叩いた。これが夜なら本気で蹴飛ばす程にウルサい。
しかしよく考えれば目覚モドは可哀想だ。毎朝決められた時間に健気に起こしているのにぶっ叩かれて文句も言わない。俺は指先の感覚を頼りに目覚モドの頭(?)をそっと撫でてみた。もちろん目覚モドは愛らしい顔で黙るのみだった。
「ブゥー。ブゥー。ブゥー。ブゥー。」
魔神〇ゥではない。携帯の目覚ましだ。マナーモードにしているのは着メロを親に聞かれたくないが故にそういう年頃なのである。
「……あー?」
迫力のない赤ん坊みたいな声をあげた後、無事鳴り響くアラームを止めた。しばしの静寂。まだ眠いと体内を駆け巡る本能を叩き潰し置きあがると、お決まりのテレビのニュースがテーマソングよろしくやっていた。
「…風呂入るか。」
俺は場違いな発言をしつつも一片の躊躇もなく風呂場に向かった。細かいことはどうでも良いとして風呂を出たことにしよう。
「ふぅ…。」
さっぱりして潤った髪を自然乾燥する前にドライヤーで乾かしながら視線はテレビの中に釘付けだった。新作のゲーム。そこは非現実的な世界。俺は知らないうちに非現実的に憧れていた。勇者のように強くなりたい。悪を滅ぼす正義になりたいと。所詮は叶わぬ願いと陰鬱オーラを噴き出しながら髪を乾かす方に集中した。
「…占い!今日の一位は?………やぎ座のあなた!」「キタ。俺やぎ座やん。」何故に最後が関西弁になったのかは聞かないで欲しい。アナウンサーは愛想笑顔を振りまきながら何がどういいだの、嘘っぱちを語り続けていた。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

日常的に非を添えて

なんか小説なんか書かないから大変な事になったがまぁこんなもんだろう。


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投稿日:2009/10/14 08:25:24

文字数:1,024文字

カテゴリ:小説

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