ダンスホール独りで乗っ取って
スパンコールっぽい埃舞って
声色作って 汚い壇上へ
煙幕なんて振り払って
軋む床上蹴って 掴む手
君を失わないよう離さないから
さあ幕開け

「ビビデバビデブー」
唱えた想い出は閉ざしたまま
道照らしてくれる 灯りもない
焦がれてしまった憧れ抱えて
壊れたダンスホールへ訪れる
立ち止まった廃墟の中
ひらり朧気に佇む 貴女は
踊りだす そこがまるで
絢爛なステージのように
ホロウな緞帳が上がる

Let's play
ここは君と私の居場所(スペース)
巡り合えたのは同じ運命(フェイト)
アルゴリズムやスノビズムじゃ
辿り着けないね
特等席で見ていなよ
舞台を蹴る この襤褸なローファーが
真紅のヒールになってく様を

ダンスホール独りで乗っ取って
スパンコールっぽい埃舞って
声色作って 汚い壇上へ
何もかも美しく見えない世界で
群衆を惹きつけ そして
しゃなりしゃなりと踊るさ

喝采が送られた 満杯の劇場 センター
喧騒から栄光まですべて手のひらの上
観客の視界をジャック 籠絡の芝居
底のない天賦の才を
とくとご覧あれ ショータイム
でもいない あの子の素顔を知る者は
光る分 ヒビ入る音が響く諸刃
ぐるぐる 苦しむ 曇る眼に
映るのは私だけ

Let's pray...
華奢な偶像に召しませ
できた空洞を満たして
あげたいだけなのに
口元でクロスする合図に
少しばかり 含み込め 封をする
苦し紛れの言い訳すら
愛おしいよ

ダンスホール独りで乗っ取って
スパンコールっぽい埃舞って
声色作って 汚い壇上へ
煙幕なんて振り払って
軋む床上蹴って 掴む手
君を失わないよう離さないから
何もかも美しく見えない世界で
群衆を惹きつけ そして
しゃなりしゃなりと踊って
さあ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

シアター

閲覧数:702

投稿日:2023/03/14 04:47:33

文字数:757文字

カテゴリ:歌詞

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