朧げな夢の中を  手探りで誰かを探す
見つけた君の瞳に 僕は存在していない。

巻煙草の煙の呼吸 柱時計の刻む音
黙ったままの君はこの 世界を聞き澄ますだけ。

哀しみに身を任せ ただ漂う雲のように
このまま行き違おうか。虚しい逡巡を重ねていた。

薄日の光を浴びて  ゆっくり足を運ばせる。
私から世界が消える 色褪せる感覚に吐き気がした。

叶わぬ恋の恨みだとて 君に何がわかるというの。
ただ愛が欲しかっただけ さよならの言葉が漏れた。

変わったねと呼吸をする。 変わらないねと君は笑う。
強がったままの僕に 君はそっと口づけをした。


変わったねと息をする。 変わらないねと呼吸をする。
このまま行き違おうか。 虚しい逡巡を重ねていた。
願わくばその時まで   この音を紡いでいて欲しい。
僕が変わるその時も   君は君でいておくれ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

応募用 (仮)vanilla【歌詞・イラスト募集】

閲覧数:195

投稿日:2015/01/10 17:03:21

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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