Sylvia Hearts



閉じ込められた
籠の中の鳥
見馴れた景色
見て何思う？


規則正しい音
君と遮断されて幾年？
想い閉ざした
君との恋

暖かみのある記憶
もう戻れる訳無い日々

「いつか結ばれ
恋は実る」
叶わない
伝えたい

凍てつくこの夜
会わなければと
心に聞かせ
何度も君との思い出
思い返して泣いたんだろう


孤独の空間に
君から贈られた思い出
「永遠に変わらないもの」
そうと願い
君は笑った

舞い散る雪は溶けて
白い涙つくり
見えるモノ達閉ざした
まるで私の心

枯れ果てた
この世界で
君を失くして
どう生きる？

冷えた体温
誰が温め
頬に色付け
分かりきった問いに
問うのは自己満足したいから？




「今元気ですか？」
重なって届けない手紙
君の足枷
なりたくない

一輪一輪ずつ
寒さで枯れて逝き
君との証消えるの
それを恐れていたんだ

代わりはないと
思うからか
君に会いたいと
つのってく

独りでいるの
もう疲れたんだ
奪ってゆく
冷たさが憎くて
好きだった筈の
季節嫌いに


スターチスの花
すでに枯れ果てた
「永遠」が叶わない
そう語るよ