(A1)
夕焼けの校庭で 仔犬のようにじゃれた
当たり前の日々は 匂いすら残らない
(A2)
積み上げた時間は 気がつけば目をふさいだ
同じ場所なのに 拾い上げた砂も
どこかあの頃とは 違う色を放つ
(B1)
懐かしい記憶 あの日
ふざけて抱きついた
あいつの背中には
友情のカタチを感じてた
(サビ)
いつもと同じ歩幅で 僕らが踏み出した道
どこかですれ違った 誰も気づかないまま
(A3)
久しぶりに会って 楽しいはずなのに
お互い口に出すのは 「誰か」の話ばかり
自分を隠すことに もう 慣れてしまったみたい
(B2)
懐かしい記憶 いつか
あいつが抱きついた
僕の背中には
友情の重さを感じてた
(サビ)
いつもと同じ時間を 時計は刻んでいくのに
今日はなぜだろう 違うリズム流れる
(C)
ホントはまだ怖いよ 明日夢から醒めたら
またひとりぼっちで 歩いていく未来
震えながら 失くしそうな夢を この胸に 抱いて
(サビ)
いつもと同じ時間が 違う景色を見せても
今日は今日のまま 消えてしまうのだろう
(サビ)
「あの頃は」ばかりの 大人の口癖なんて
口に出して気づいた カタチを変えた僕らに
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