背を向けたままの会話 
顔なんて見向きもせず
名前もうろ覚えで 
一体何が出来る

温もりを知らない子供の様に寂しがり屋
それなのに強がってばかりいる人間達(ボクタチ)は

愛してるという言葉ですら嘘みたい聞こえて
言葉を失(な)くしたままここで立ち竦んでいた
交わる事をやめた心に何を思えばいい
どうすればいいのかを声にせず問いてる

画面の中で踊る 
文字に安心を得て
代わりのないモノを
代用している

何もかも嫌になればすぐに投げ出して
散らかした後片付けすら他人任せだ

沈黙の街並みは騒音(ノイズ)ばかり聞こえて
待ち焦がれる誰(キミ)の声も音もせずすれ違う

愛してるという言葉ですら嘘みたい聞こえて
言葉を失(な)くしたままここで立ち竦んでいた
交わる事をやめた心に何を思えばいい
どうすればいいのかを声にせず問いてる
沈黙の街並みは騒音(ノイズ)ばかり聞こえて
待ち焦がれる誰(キミ)の声も音もせずすれ違う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

faceless to faceless

ダイ氏の9/29付け投稿作品『歌詞募集中』[http://piapro.jp/content/43c6u3d8q7ebdaed]
よりインスパイアされて書いた歌詞です。

・スローテンポのロックバラードな楽曲ですので、一音一音をハッキリ言えるように譜割りを今まで以上に意識して制作しました。
・テーマは「関係性の欠如」です。人と人の関わりというのが弱くなっていて隣に住む人ですら名前も顔も分からない、そんな世の中の現状を書きました。これがダイ氏の要望として出てた「切ないストーリー」に当て嵌まるかは、首を傾げるかもしれませんが…(^^;)
・ちなみに歌詞作成の際に一番最初に浮かんだのは、サビの『愛してるという言葉ですら嘘みたい聞こえて』だったりします。この一片だけ見ると恋愛モノ?なんて思いそうですが、蓋を開けてみたら、こんな別ベクトルの歌詞になりました。
・タイトルの『faceless to faceless』は「Face to Face=対面する、会う」という言葉をもじり、「Faceless=顔のない、匿名の」という言葉に充てかえる事で、「対面する顔がない」という向き合った関係性を持とうとしない世の中の事や、「匿名の者同士の対面」というハッキリとした自分を主張できない状態を意味するように付けました。

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残念ながら歌詞募集の選考に漏れました。

閲覧数:66

投稿日:2008/10/07 17:53:31

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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