A
透明な風に 揺れながら
寒い荒野の花は 祈るの
B
硝子の大地 遥か深く
眠る奥の 温もり信じて
S
優しさの裏に 隠された
棘が例え この身貫いても
散りゆく花びら その下で
新しい夢が 芽吹くのだから
A
蒼ざめた波に 揺れながら
船は朧な灯り 捜すの
B
静寂の海の 遥か遠く
幽か届く 導き信じて
S
輝きの影に 隠された
闇にもしも 行く手閉ざされても
勇気という名の 鍵を持ち
明日へと続く 扉を開く
C
遠く地平を 染めてゆく
光放つ 暁降ちは
孤独な心を 包み込む
そして 人は 歩く 未来へ
A
光と闇とが 絡み合い
描く模様のこんな 世界は
B
時に冷たく厳しすぎて
竦むことも あるけどそれでも
いつの時か すべてを 赦せるなら
いつの日にか すべてを 愛せるなら
★★★
とうめいなかぜに ゆれながら
さむいこうやのはなは いのるの
がらすのだいち はるかふかく
ねむるおくの ぬくもりしんじて
やさしさのうらに かくされた
とげがたとえ このみ つらぬいても
ちりゆくはなびら そのもとで
あたらしいゆめが めぶくのだから
あおざめたなみに ゆれながら
ふねはおぼろな あかり さがすの
しじまのうみの はるかとおく
かすかとどく みちびきしんじて
かがやきのうらに かくされた
やみにもしも ゆくて とざされても
ゆうきというなの かぎをもち
あしたへとつづく とびらをひらく
とおくちへいを そめてゆく
ひかりはなつ あかときくたちは
こどくなこころを つつみこむ
そして ひとは あるく みらいへ
ひかりとやみとが からみあい
えがくもようのこんな せかいは
ときにつめたく きびしすぎて
すくむことも あるけどそれでも
いつのときか すべてを ゆるせるなら
いつのひにか すべてを あいせるなら
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