鏡音リン、初音ミクの、
「東京テディベア」 「クレヨン」
を聞いて、思いついた話です。
それではどぞっ!!
*
わたしは、竹原 嘉穂。高校3年生の18歳。
わたしは、ちょっと変わり者で、見た目は 明るそうな女の子だけど、、
外では明るく振舞ってるけど、、
昔のわたしは──
中身は暗黒で、暗黒中の暗黒で。真っ暗だった。
わたしは誰も信じない
誰とも話さない
そんな生活だった。
親は居ない
親戚が居て──
そこで育ててもらってた。
わたしの親も、凄く変わってた。
子供が大嫌いな人だった
お父さんは、仕事もせず、パチンコや、ゲーセンばかり。
お母さんも仕事もせず、毎日毎日不倫相手の家に居た。
わたしは、親戚の家に行けるまで、
ずっと、自分でも可哀想と思うような生活をしていた。
まず、お母さんが居ないので、昼間は自分で食べてた。
自分で洗濯した。
一日でも、それをサボると、両親に刃物で腕やら脚やらを傷つけられる始末。
だから毎日毎日、家族と思えない人の服の洗濯。
家族と思いたくない人の部屋の掃除....
親戚の家にいけてからは大分楽になった。
*
「行ってきます」
「あら、嘉穂ちゃん、行ってらっしゃい」
「あ、叔母さん、今日は、部活あるから、ちょっと遅くなるね」
「分かった。おうちでご飯は食べる?」
「うん。七時半には帰るね」
「そう、行ってらっしゃい」
なんでもない会話。
どこの家でもある会話。
───叔母さんと呼ぶところ以外は。
でも、このごく普通の会話が出来るのがとてつもなく嬉しかった。
わたしが、小学生になると、小学校には一応行かせてもらえた。
でも、こんな会話、させてもらえなかった。
*
「いってきまーす!!」
「.....」
*
「嘉穂ちゃん、体が傷々だよ?大丈夫?」
「う、....うん大丈夫」
友達のほうが、親より心配してくれた。
だから、実際家に帰りたくなかった。
*
「嘉穂ちゃん、今日、わたしの家、来る?」
「うん!!行く 行く~」
「明日は、学校お休みだから、泊まっていって良いよぉ~」
「う、ううん 良いよ。わたし、お家帰らないと...」
まさか虐待を受けるから~なんて言えなかったけど、
其処まで言って、
「じゃ、また、月曜日ねー」
*
ちょっと、友達の家で遊んでただけなのに
その日の夜、わたしの体は、切り傷でいっぱいになった。
慣れっこだから、泣かない。
下唇を噛み締め、必死にこらえた。
泣いたらうるさいって怒られる。
*
こうした子供時代を越え、生きて高校生になれた。
それは拾ってくれた親戚の叔父さん叔母さんのお陰だ。
*
そして、今では彼氏も出来た。
傷も無くなった。
*
今回は此処までで~す♪
2話もお楽しみに♪
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