鏡音リン、初音ミクの、
「東京テディベア」 「クレヨン」
を聞いて、思いついた話です。




それではどぞっ!!






わたしは、竹原 嘉穂。高校3年生の18歳。
わたしは、ちょっと変わり者で、見た目は 明るそうな女の子だけど、、
外では明るく振舞ってるけど、、

昔のわたしは──

中身は暗黒で、暗黒中の暗黒で。真っ暗だった。

わたしは誰も信じない

誰とも話さない

そんな生活だった。

親は居ない



親戚が居て──
そこで育ててもらってた。



わたしの親も、凄く変わってた。


子供が大嫌いな人だった



お父さんは、仕事もせず、パチンコや、ゲーセンばかり。
お母さんも仕事もせず、毎日毎日不倫相手の家に居た。

わたしは、親戚の家に行けるまで、
ずっと、自分でも可哀想と思うような生活をしていた。

まず、お母さんが居ないので、昼間は自分で食べてた。
自分で洗濯した。
一日でも、それをサボると、両親に刃物で腕やら脚やらを傷つけられる始末。


だから毎日毎日、家族と思えない人の服の洗濯。

家族と思いたくない人の部屋の掃除....

親戚の家にいけてからは大分楽になった。






「行ってきます」

「あら、嘉穂ちゃん、行ってらっしゃい」

「あ、叔母さん、今日は、部活あるから、ちょっと遅くなるね」

「分かった。おうちでご飯は食べる?」

「うん。七時半には帰るね」

「そう、行ってらっしゃい」

なんでもない会話。

どこの家でもある会話。







───叔母さんと呼ぶところ以外は。



でも、このごく普通の会話が出来るのがとてつもなく嬉しかった。
わたしが、小学生になると、小学校には一応行かせてもらえた。




でも、こんな会話、させてもらえなかった。




「いってきまーす!!」

「.....」





「嘉穂ちゃん、体が傷々だよ?大丈夫?」

「う、....うん大丈夫」

友達のほうが、親より心配してくれた。

だから、実際家に帰りたくなかった。





「嘉穂ちゃん、今日、わたしの家、来る?」

「うん!!行く 行く~」

「明日は、学校お休みだから、泊まっていって良いよぉ~」

「う、ううん 良いよ。わたし、お家帰らないと...」
まさか虐待を受けるから~なんて言えなかったけど、
其処まで言って、
「じゃ、また、月曜日ねー」






ちょっと、友達の家で遊んでただけなのに
その日の夜、わたしの体は、切り傷でいっぱいになった。


慣れっこだから、泣かない。

下唇を噛み締め、必死にこらえた。
泣いたらうるさいって怒られる。






こうした子供時代を越え、生きて高校生になれた。


それは拾ってくれた親戚の叔父さん叔母さんのお陰だ。










そして、今では彼氏も出来た。

傷も無くなった。

























今回は此処までで~す♪
2話もお楽しみに♪

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

(non title)

クレヨンや、東京テディベアを聞いて思いついたお話です

閲覧数:187

投稿日:2012/09/17 11:11:15

文字数:1,261文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました