ジャケット

a回る天井とぬるい水
重い体を沈ませながら
今となってはなぜバスに
飛び乗らなかったと後悔してる

平熱なのに茹だった思考
寒暖の境はないのさ
今となってはなぜここで
飛び降りなかったと後悔してる

bなんとなくなんとなく
もう嫌だを繰り返して
なんとなくなんとなく
泣けないなあ仕方ない

sガーベラの花束を
古いスニーカーで踏み潰した
なんでなんでだ知らないさ
失くしたものは戻らないしさ
ガーベラの一輪を
そっと明日の小瓶に挿した
そうだそうだよ起きてるよ
多分明日も起きてるよ

a着替えた服とリュックサック
詰まった鼻も嘘かもね
残念夜に捕まったのさ
そうだ明日の僕に期待しよう

止めてみた息を吸い込んで
ペットボトルを投げ捨てた
残念夜に捕まったのさ
そうか明日の僕に期待しよう

bなんとなくなんとなく
冷たい窓を開け放して
なんとなくなんとなく
泣けないなあ仕方ない

sロベリアの花冠
被って驕る王様になろう
なぜかどうだか気分がいい
きっと僕にはお似合いなんだろ
ロベリアの一輪を
口に含んで嚥下した
そうだそうだね目を閉じよう
それで今日はもう終わる

c逃げ回った今日に花を
もういない今日に花を
花を花を花をあげよう

sごちゃ混ぜの花束で
暗い灰色の視界を塞いでよ
なぜかなぜって寒いんだ
失くしたものは戻らないんだ
アネモネを飾ろうか
少し強い風を待とう
なんてなんてね言わないよ
多分明日も起きてるよ

00:00 / 05:20

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】仮病と花

Lyric:仲久佐 茅(ざっそう)

Music:nao

Song:初音ミク

仲久佐 茅(ざっそう)さんの詩に(https://piapro.jp/t/-nfA)曲つけてみました!

ミクさんに歌っていただきました!

閲覧数:560

投稿日:2018/11/01 00:11:17

長さ:05:20

ファイルサイズ:6.7MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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