明日のことは明日にしか
わからないのだけれど
何も知らないままの今だから
怖くて仕方がない
時計の針がボクを歩かせる
生命の神秘などと嘯く
製氷機のうえでできた氷
一つ取り出して溶かす
甘い映画の終わりが見たいと
君が借りてきたビデオを一人
閉め切ったカーテンの隙間から
差し込む光が目に痛い
ネオン管が光のを止め
人々が帰途へ着いた街
眠りにつくその時間帯でも
ボクの不安は止まらない
明日のこと知らないままでも
今日は必ず生きているよ
何かを知りたいと思って眠る
目覚めで明日が今日になる
明日のことは知らなくても良い
だけど不安で胸が詰まる
やけどしそうな言葉の渦が
ボクを闇へと引きずり込む
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