名前のない夢をみている

明け方の霧のなか

ひとりでに傘はひらいた

はだしで踏んだアスファルト

まだ暗い



味覚のない午後のロードショー

朝をうしなって晴れ

折れた傘を捨てたら

軽さに目がくらむので

また暗い


自覚のない夜をめざして

海はまだ遠く

三度の雨を目に受けたら

腐っていた空に分け入って

もう暗くない


名前のない朝のために

きっと霧が晴れる

4つめの傘を持つこと

大人になれば分かりますか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

名前のない夢をみている

大人になればわかりますか。
大人になればわかりますか。
大人になればわかりますか。
大人になれば

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投稿日:2020/07/11 16:53:23

文字数:219文字

カテゴリ:歌詞

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