ゴミ一つ落ちていない街
それを眺め君は口ずさむ
てろてろ
適当なメロディを付けている
気に入ったのか何度も口ずさむ
唯一の汚点ならここで見つかるぜ
街の外れのライブハウス
興味はないけれど、とにかく行こう
時間も余っているから
そこでは
最新の歌で踊る君を見てたんだ
つまらなさそうに笑っている、意外、似合うよな
でもこの街を貶すときの君は
その数倍は楽しそうなんだ
そう思うよ
僕を救う余計な手、それが未来だった
誰一人怯えない街
それを責めることはしないけど
らったったーるらったーるらー
僕の歌が嫌いかいな
そう訊けばこっちも見ずに
いや、別に
そうポツリ呟いて
そのままそれっきりさ
人なのかどうかもわからないけれども
右手がやっと動くぜ
少し休めたなら、そろそろ行こう
まだ疲れていても
ここでは
最新の武器を構える君を見てたんだ
表面には凶悪さの欠片もない
むしろそれは
可愛さすら持ち合わせているかな
「でもどうでしょう」
そう言って君は笑う
無邪気な顔
僕を嫌う余計な目、それを超えるのさ
2人、会話はないね
背中合わせで立っているだけさ
街全部が疎くて
どこをどうしたってもう二度と動かないね
故障個所がどこかすらわかんなくて立ち尽くしている
でも君は今日もひとりごちているんだ
わかんないことも全部拾っていく
ついでだけど
僕を置き去りにするその思考や
意外に隣に居る君が好きなのさ
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