遥か彼方の漠然とした
「何処かの未来」というものに
近づいてく自分の足跡は
消されず残ってるだろうか
千切れてく雲の間(あいだ)覗くオレンジが
陰を照らすことは
あり得ないと知っていても
夕暮れ、窓へ差し込む西日(にしび)が
自分の容(かたち)に陰を作るよ
画面の向こう笑う自分の
過去に矛盾さえ感じているのに
「努力は報われる」という科白(せりふ)
何度聞かされたなら気が済むの
諦めたなら未来じゃなく
過去も消えてくと、わかってる
あんなに小さかった頃
何度も泣けていたのは
前(さき)がわからないことが
原動力だったからで
闇に包まれた、空埋める星屑のように
なんて言ってた頃
知らなかった感情
消えそうに光る三日月の明かり
自分の容に陰を作るよ
追い越していく車のライト
陰動かす度「連れ去って」と
風薫る夏の暮れの夕闇に
自分の想いを重ねたくなる
青白く光る誘蛾灯(ゆうがとう)に
微炭酸の夢溶かせて
朝日浴びずにもぐりこむベッド
自分の容を消したくなるの
街が目覚めてく振動にさえ
耐えられない程に 潰されてく
前(さき)が見えてしまう大人なんて
なりたくなくて泣き叫んでいた
近づいていく「何処かの未来」
あの時からなかったんだ・・・
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