
1A
変わらない風が 変わらない夏を
僕らはずっと願ってたんだ
飽きることなく 馬鹿みたいに
1B
空模様に連れ去られ 白紙を丸めてみたものの
知らないことはいつまでも 牙を見せたまま
1S
どうかこのまま 蕩ける前に
僕を留めて 抱えておくれ
いつかは消える 夏の憂いが
僕を果てなく 笑っているのだ 嗚呼
2A
終わらない今が 終わらない僕を
堪えた無意味な審議応答
頬を弾けば 蝉の鼓動(おと)が
2C
遠い陽炎が ぼかした記憶を
焼けるような さよならが
呼び起こす 呼び起こす
2S
どうかこのまま 翔び断つ前に
君を殺めて 揺らしておくれ
いつかなどない 夏の白夜が
僕を囲んで あやしているのだ 嗚呼
L
一蹴しては 飛び散る花に
種を手向けて 僕は帰った
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