
雨上がりの水溜り
同心円状に広がるのは
君のその長い睫毛の間から
ひとつふたつ溢れたもの
今も追い越せない影を
ずっと追いかけていたよ
溢れ出す光だけは
それを知っていたのだろう
その行先は今も不明
いつか手が届くかも未定
散々失くしてから止んだと知った雨
レインボウズエンドへ行こうぜ
その涙を拭いて
君の声がいつか広がって
その先の誰かに届くまで
行こうぜ
眼が眩むような光には
身を覆うような影が産まれた
羽ばたく鳥はこの光にはなれないと
それを知って尚、飛ぶのだろう
どれだけの痛みを背負っても
君は往くと言うのだろう
たとえ傷跡が残ろうと
その心は君のもの
水溜りに映る光景
それを頼りにここまで
あの日迷いながら叫んでいたんだよね
私を今日信じられるなら
それが勘違いだっていい
君が明日を生きられるなら
理由なんて何だっていいから
あの日描いた落書きみたいな
不細工でも追いかけていたいや
きっと出会うならその先で
レインボウズエンドへ行こうぜ
涙は乾いて
君の声がいつか広がって
その先の誰かに届くまで
行こうぜ
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レインボウズエンド
マジカルミライ2026 応募楽曲です
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