Ａ
あたま あたま あたま だらけ
みんな おなじ かおを してる
ひとつ ふたつ みっつ よっつ
ならぶ ならべ おなじ ほうへと

Ａ
あした きのう おなじ きょうも
わたし あなた おなじ きょうも
くるり ふわり ふるり くわり
うかん できえ またう かんでる

Ｂ
意味のわからない 思考
何も見出だせぬ 景色

サビ
忘れている何かを
迷い探している百年花
届かない指先で
触れたのはメビウス・リング

繰り返す 永久に

Ａ
あたま ぐらり からだ ぐにゃり
みんな おなじ かおで わらう
ひとり ふたり みんな みんな
わらえ わらえ ばかな わたしを

Ｂ
咲き方も何も 知らず
ただ枯れ逝くだけ 独り

サビ
忘れている何かを
迷い探している百年花
届かない光 求め
押し開けた聖柩(ホーリーグレイル)に

導かれるまま

Ｃ

まだ見えますか？
「もう見えません」
「見るための目すらありません」
まだ触れますか？
「もう触れません」
「触れるための指すらありません」

(間奏)

サビ
忘れている何かを
迷い探している百年花
届かない指先で
触れたのはメビウス・リング

忘れている何かを
迷い探している百年花
届かない光 求め
押し開けた聖柩(ホーリーグレイル)に

惑わされては 繰り返す
忘れていたわたしに
手を差し伸べた百年花
明るく見えたその先に
見えたのはあの日のわたし


アウトロ
忘れていたわたしに
手を差し伸べた百年花
妖しく光る花びらに
また触れてしまう百年歌