残暑、患う
あぁ 乾いた頬を撫でる
風も後悔も虚しさも
患う汗が痛いほど
夏の背中を眺めている
耳を打つ雨音は、しんとして
窓を打つのは後悔だけだ
いつも足りない言葉で君を思い出して、夏が過ぎて
忘れていくだけなのに、残る痛みだけ忘れない
だけど足りない言葉じゃ君を描けなくて
ただ過ぎる時間に夏陰は揺れていて
目が覚めるんだ夏の終わりが色づいて
誰もいない景色が痛いのか心に蓋をして
何もかもいらないと嘘ついて
失くしたものを探し続けている
いつか足りない言葉で君を描いたなら、夏を渡る
少しずつ消えてしまう、君はもういないと教えて
いつか通り過ぎていた風も歌う声も
揺れていた心ももう二度と戻れない
暑さだけが今も裸足で尾を引いて
何時まで経っても同じに思い出せるだろうか
花が散っても
夏が終わっても
君と歩いていたあの日々を
君のくれた夏を思い出して、また後悔する
色褪せてしまう程に、きっと本当の君じゃない
だけど足りない言葉で君を思い出して、
ただ過ぎる時間にまた一度、夏が終わる
さよならだけ、胸にひとつ残して
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