ゆらり揺れる蛍の火 追いかけてくように
満天の星空 小舟を浮かべた

数え切れぬ輝きが 瞳に映っては
まばたく間に燃え尽きて行く

   遥か遠い昔には 結びついてたもの
   僕の一部だった 君という光

   巡る星の合間にも その色を探して
   僕は何処までも 旅をする

宇宙は果てしがなく
だからこそ信じられる
幾千の星のどれか一つの上に
僕の探す君がいる

   いくつ星座を渡り 時が過ぎ 疲れ果てていても
   求め合うなら 必ず惹かれる 巡り合える

   遠い古のこと 記憶さえ 僕の胸を焦がす
   手を触れたなら 光が弾けて
   星の境も消えるほど輝くよ




泳ぎ切った星の海 辿り着いた岸辺
水面から続いた月影の路

白い砂浜を越えて 小高い丘の上
遠く響いて来る潮騒

   全身で感じる この惑星の息吹を
   獣も草花も皆 呼吸している

   柔らかな土を踏んで 清か風を手繰る
   君へと繋がる一筋を

世界は輝いてる
狂いそうな美しさで
幾千の星が照らす光の園で
摘んだ花の名はきっと

   いくつ時代が巡り 君の名が 声が 貌や形が
   変わっていても 僕は君のこと 見つけられる

   変わることを知らない 君の色 温かい光は
   胸に抱いたら 僕と融け合って
   欠けていたあらゆるものを埋めるだろう



いくつ星座を渡り 時を越え 世界を跨いでも
生まれ変わっても 君を探し出す 求めている

君と出会えたのなら また君と共に生きられたら
満たされるだろう 溢れ出すのだろう
ひとつの新しい命が始まる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

星のはじまり

ごぼ天さんの作品【http://piapro.jp/t/jQt8】への応募歌詞。
「前のバージョン」で、読みのややこしい漢字の読み仮名と時間を表示します。

実際の恒星の数は億千万単位で推測されているそうですが、今回は語感で。

詞を書くのがものっそい久しぶりで楽しかった!です!

閲覧数:180

投稿日:2012/07/23 15:48:41

文字数:684文字

カテゴリ:歌詞

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  • ごぼ天

    ごぼ天

    ご意見・ご感想

    こんばんは。ごぼ天です。
    今回は、歌詞を応募いただきまして誠にありがとうございました。
    慎重に検討した結果、残念ながら今回は他の方の歌詞を採用させていただくことになりました。
    またのご応募を心よりお待ちしております。

    2012/08/05 10:56:33

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