祭囃子が響く交差点
ラムネを握って ボクは駆け抜けた
遠くに見える アナタの背中を
目指して叫んだ 声が枯れるほど

またあの夏の夜を夢見る
目開け 寒さに凍えてる

夢の中 アナタ綺麗に笑って
走るボク見つけ 大きく手を振った

神輿の声が響く境内で
落としたラムネが光って弾けた
近づくアナタ 瑠璃色の浴衣
うつむいたボクの手を包み込んだ

何度も見る夢の中にいる
冷えた指先は空のまんまで

目閉じれば終わりまで見えるけれど
幸せ色に塗り替えて

夢の中 アナタ優しく寄り添い
揺れる提灯を見上げて歩いた

夏の空 星が眩く駆け抜け
瑠璃色を纏い 綺麗に笑ってた

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A1
まつりばやしがひびくこうさてん
らむねをにぎいて ぼくわかけぬけた
とおくにみえる あなたのせなかを
めざしてさけんだ こえがかれるほど

B1
またあのなつのよをゆめみる
めあけ さむさにこごえてる

S1
ゆめのなか あなたきれいにわらあて
はしるぼくみつけ おおきくてをふうた

A2
みこしのこえがひびくけいだいで
おとしたらむねがひかあてはじけた
ちかづくあなた るりいろのゆかた
うつむいたぼくのてをつつみこんだ

B2
なんどもみるゆめのなかにいる
ひえたゆびさきわからのまんまで

C
めとじればおわりまでみえるけれど
しあわせいろにぬりかえて

S2
ゆめのなか あなたやさしくよりそい
ゆれるちょうちんをみあげてあるいた

S3
なつのそら ほしがまばゆくかけぬけ
るりいろをまとい きれいにわらあてた