「pp」

終わりから始まる どっかの曲はそういっていた
じゃあいつ終わるの 汚れたこんな世界は

交差点ゆきかう 雨傘ぶつけ進んでいく
立ち止まる少女は 誰かのせいで濡れていた

きっと きっと 知ってるんだ
自分の過ちを
なのに なのに 見ないふりの
背中にアッカンベー

足が折られたピアノが
今日もたたずむだけなら
僕が寄り添い奏でたい
いつか瞬間なくなる
終わる世界に花束を
ほろびの旋律うたって


オリオン指差す 無邪気な声は掻き消された
夜空にはあるのに もうない星のようだね

ぶら下げた手首に 悲しみ重ねうたいだした
愛していたかつての 世界に最期の別れを

そっと そっと 小さな声で
名前を呼んだけど
無音 無音 目を覚ましてよ
一人で抱えこまないで

なんで人間こうなの?
自分勝手に飛びこみ
灰へと形を変えていく
誰も優しくせずにさ
誰か愛してというの
そんな醜いものじゃんか


違うのが当たり前 足らぬのが当たり前
辛いのが当たり前 でも でも
今ここで生きてる それは奇跡だ


足が折られたピアノに
命ふきこむとしたら
それは僕等の役目だろ
生きるものしかできない
僕のこの指この手で
罪を償いましょうか

「だって人間こうだよ」
ピアニッシモの呟き
それで終わらせたくないの
誰か優しく包んで
今の一秒愛して
醜いながら終わりたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

pp

大きな世界に、ちっぽけな僕

閲覧数:368

投稿日:2013/03/21 20:51:08

文字数:585文字

カテゴリ:歌詞

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