首に、初めての重み 感触
それを感じるのなんて 罪人か
精々、物好きだけ
なにも持ってないのに
持ってないから、見世物
頭から、嗤われ 足首まで、搾られ
隅々まで、汚れながらも
何故か、唯一、赦された 赤いヒールに
私は、祈る

素敵なドレスの、少女たち
まるで、囲いの内の 猿を見るかのように
赤い顔、してるものね

嗚呼
祈れば、通じるモノなのね
現れた、女神 お母さんに似ている
「お願い、この人でなしを
人でなくして」
願いが、通じ その、ハイヒールから
体を伝い 石となっていく
徐々に徐々に、少しずつ つむじまで
そこに在るのは
ハイヒール、ただ一つのみを履いた
美しい、少女像だけ
嗚呼
お母さん、私
立派な女の子に、なれたかしら....?

私も、昔は、“少女”でね
指で、素敵なモノを 指して、話したように
笑い顔、してるものね

嗚呼
祈れば、通じるモノなのね
現れた、女神 お母さんに似ている
「お願い、この人でなしを
人でなくして」
願いが、通じ その、ハイヒールから
体を伝い 石となっていく
徐々に徐々に、少しずつ つむじまで
そこに在るのは
ハイヒール、ただ一つのみを履いた
美しい、少女像だけ
嗚呼
お母さん、私
立派な女の子に、なれたかしら....?
そこに在るのは
ハイヒール、宝物のみと、一緒
永遠の、少女像だけ
嗚呼
お母さん、私
立派な女の子に、なれたかしら....?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハイヒールだけ履いてる、少女像

作曲者募集。









『HIGH HEELS』#6

閲覧数:63

投稿日:2023/03/09 11:41:30

文字数:605文字

カテゴリ:歌詞

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