気付いたら世界の人口が
あと10数人になっていた
天変地異や戦争やらで
こんな事になってるのでした

気付いたら世界の人口が
もうすぐ10人を割りそうです
君の無気力な双眸には
どんな景色が見えてるのだろう

気付いたら世界の人口が
もう8人だけになっていて
「横にしたら無限だね」なんて
変に笑えない事呟く

気付いたら世界の人口が
選ばれし5人になっていて
英雄でもヒーローでもない
僕らになすすべないのでした

気付いたら世界の人口が
たったの3人になっていて
仲間外れなんか起きやしない
ある意味幸せになっていた

気付いたら世界の人口が
遂に君と僕だけになった
君はもう動けないようだね
そう僕も倒れて動けない

気付いたら世界の人口が
どうだかなんて気にならなくて
ただ君と共にいる事が
何より幸せだと感じた

気付いたら世界の人口が
気付いたら世界の人口が
生き絶えた君を放り投げて
弱い弱い僕だけになった

気付いたら
気付いたら
世界は
世界が
弱く
脆く
儚く
息づく僕だけになった

気付いたら世界の天空から
垂らされた一筋の糸が来た
弱い弱い僕は無意識に
遠く遠く空へ運ばれた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

メビウスの尻尾

閲覧数:108

投稿日:2012/09/10 00:47:21

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました