『ひび割れた歌』
コーヒーに口付けて トールサイズに混じる溜め息
合わせて飲んだあの甘さ いつしか消えて苦味に変わり
幸せそうに笑う彼ら どんな生活をしているの
もう出来る気はしないけど 羨む心がここにある
強がってやろう
捻じ切れそうな夜が来ても まだ大丈夫なんだって言い聞かせるのさ
笑い飛ばすんだ
ギター鳴らして歌えばほら 感傷でも気持ちよくなれるはずさ
悲しみに降られてる 傘をささないボクは何者
濡れて萎んだあの犬に 重ねてみたら笑えるのかな
46年 背負った彼が その先に見つめたものを
まだ分からずにいるけれど このままではいられないんだ
吐き捨ててやろう
幸せの定義ならもう 教えてもらう必要なんかないのさ
口ずさんでみよう
ひび割れた歌でもほら 響かせれば様になるはずだよ
間違いでも無い
正しいわけでも無い
もがいて生きた昨日は 僕だけの真実だから
強がってやろう
捻じ切れそうな夜が来ても まだ大丈夫なんだって言い聞かせるのさ
口ずさんでみよう
ひび割れた歌でもほら 響かせれば様になるはずだよ
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