杖が、吹く
吹いたのは、炎
細く、しかし、轟々と 炎の渦
失敗しちゃったネ
焼き菓子と
そして、肉の 焦げた臭いさ

主を失くした 魔法の杖
今は、私の、手の中に
「私は、帰りたい」
見えてきた、懐かしい、お家
でも、ちょっと、待って?

分かってるの きっと、ドアを開けても
そこに、望む顔は、無い
「だったら、出しちゃえば、イイじゃない?」
お菓子も、炎も、なんだって出せる
今の、私は、なんだって
手に入れられるの
優しい、お父さんや、お母さんだってね

なにかを、失くした 魔法の末
今の、私の、瞳(め)の中に
「輝き、戻らない」
見えていた、イタましい、仕打ち
でも、そっと、立って
そう、ちょっと、経って

分かってるの きっと、ドアを開けても
そこに、望む顔は、無い
「だったら、出しちゃえば、イイじゃない?」
お菓子も、炎も、なんだって出せる
今の、私は、なんだって
手に入れられるの
優しい、お父さんや、お母さんだってね
「やったら、HAPPYな、ENDを」
お金も、お家も、なんだって出せる
イイの、私は、“ヘン”だって
手に入れられるの
私の、お父さんや、お母さんだってね
私の、お父さんや、お母さんだってね

私の、お父さんや、お母さんだってね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ヘンだぜ、グレーテル

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『ヘンだぜ、グレーテル』#6

閲覧数:36

投稿日:2023/04/17 11:16:05

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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