【空箱Dornröschen】

棺で眠るDornröschen
棺開ければ誰もいない空の箱 (箱の姫はまぼろし今は空の箱)

刻まれない凍る時に繋がれた歌姫(刻まれない氷る時の囚われDie Saengerin)
僕が君を眠らせよう 傍で眠るから
お休みなさい(もう目覚めないで)

暗闇の中落ち行く光 降り注ぐ星は罪を見る
堕とされた(犯された)この世界には 祈りの歌も届かない
僕の身体も心もすべて 捧げても君まで至れない(君には至らない)
落ちる階段あの日忘れた 脱ぎ捨てた靴は今どこに?(落ちる階段あの日なくした お気に入りの靴は今どこに?)

人は皆欲望(ねがい)がために踊る(金がため愛がため愚者の群れ)
高らかに謳われた 死の舞踏(跪き恐れよ Totentanz)

擦り切れた素足で駆ける(擦り切れた赤い靴で)
赤と黒の回廊(踊り狂えるKorridor)
三度目の凱旋歌(Triumph) 君の子守歌(君のRequiem)

刻まれない凍える時の 囚われ眠り姫(Dornröschen)
君が僕を眠らせて もう目覚めぬように(その手で僕を終わらせて 瞳閉じるから)
最期のくちづけ(お休みなさい)

棺で眠るDornröschen
棺開ければ誰もいない空の箱

棺で眠るDornröschen
箱の姫はまぼろし 今際からの箱

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

『空箱Dornröschen』の歌詞

棺の中にはだぁれもいない。お姫様はまぼろし。
元々そんな人はいなかったのかもしれないし、もう死んでしまったのかもしれない。そもそもそれはお姫様ですらないのかも。
それでも蓋を開けるまで彼女は彼の中では生きている。
そんな棺を守る愚かな少年の物語。


……って文字化け酷いですね(笑)
ドルンレーシュヒェン。つまりは眠り姫って意味です。

閲覧数:73

投稿日:2010/12/05 06:35:31

文字数:597文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました