「砂上の花」
枯れかけの 川に映った
光消えてく 月
もう二度と 還らない日の
最後に何を 願っただろう
駆け抜ける 雑音が
目に映る 言の葉が
こんなにも 血だらけの
私の胸に 突き刺さる
砂の上に 崩れる私の
この手は何も 掴めなくて
芽も出さずに 枯れる花の色
知ることなんて 出来なかった
あの窓の はるか上から
散り落ちてきた 星
息潜め 伏せる私を
見ることもなく 消え去っていく
繰り返す鐘の音
耳鳴りが止まらない
苦しくて叫んでも
記憶はずっと 廻るだけ
「この世界に ただ一粒でも
消えることない 救いの声を」
祈ることの 意味もなくなって
涙の跡も 風に消えてく
砂の上に 崩れる私の
この手は何も 掴めなくて
芽も出さずに 枯れる花の色
知ることなんて 出来なかった
「この世界に ただ一粒でも
消えることない 救いの声を」
祈ることの 意味もなくなって
涙の跡も 風に消えてく
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