願っても叶えられない

早くこの時が終わるのを待っているの

なのに思えば思う程永く永くなっていくの

何故なのかしら
1
(Aメロ)
全てはキミの一言からだった
「…綺麗な髪してるね」
小声でそっぽ向いて言うキミが
愛おしくなっていったの(Bメロ)
今はどういう事?
些細な一言で壊れてしまうような
仲だったの?

(サビ)
願うよキミをずっと
愛しているから願うんだよ
でも叶わない
叶えられない
だからあと少しだけ
一緒に居させてよ
2
(Aメロ)
昼下がりのカフェ
楽しい筈のデート
二人は笑わない
晴れた空
曇った心
意味が無いのね
(Bメロ)
駅に行かなくちゃ
帰らなくちゃ
二人はここで終わりなの?
終わってしまうの?
(サビ)
願うよキミをずっと
歩くのは嫌なの思い出を歩きたくはないの
タクシーを呼び止める手をキミが止める
やめて未練を残したくないの

(Cメロ)
あぁもう二度と叶わない願い
解っているから
私を止めないで
御願いだから

12月の初雪が二人を染める
涙を流した二人の時は
止まったままー…
(サビ)
もう何もいらない
キミの一言が私を揺らす
やっと動き出した二人の時
赤いマフラーと自慢の髪を靡かせキミに抱きつくの
「…これで最後だから」