1
A
世界の影で眠る 誰かの生きてた証
もう全て枯れ果てた 今は静かに
A
歩んだ道を過去の 記憶の中に留めて
変わり移ろう世界 遠く見つめる
B
時計の 秒針 刻んだ 足音
始まり 終わりが また見え隠れしている
A
世界の影で辿る 何かの生きてた記憶
生まれてまた散りゆく 諸行無常と
A
美しく咲き誇る 花の命は短く
廻る生命(いのち)にはもう 何も残らず
B
季節も 忘れて 孤独も 感じず
増えてく 傷跡 変えられはしない運命(さだめ)
S
枯れて触れられることもなく
巡る日々を過ごしていくだけ
S
すでに抗うこともできず
ただ崩れる最後を待つだけ
S´
いつか感じた温もりでさえも
思い出せない
2
A
世界に忘れられた 誰かの生きてた証
錆びつく思い出たち 涙も出ない
A
外へと投げ出されて 雨ざらしの舞台上
立ち尽くす悲劇の影 誰にも見えず
B
移ろう 世界を 見下ろす 大空
その色 広さも 過去のものとは違った
S
ボロボロになったこの姿も
過去を生き抜いた証として
S
生命(いのち)の鼓動見えなくとも
今を生きている標(しるべ)として
S
崩れ落ちていく最期まで
どうか全てを忘れないで、と
S´
今、か細い声で投げつけた
心の声は…?
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