あの頃のこと
僕らは思いもしなくて
それぞれ違う道に立って
視線が交わった

君はすぐに逸らしていたけど
振り向いて歩いていく君を
僕はずっと見ていたんだよ
もう一度振り向いてと

どんどん過ぎていく
何でもない日々に

君が

夕日を見て綺麗と微笑む君に
僕は焦がされている

手を伸ばしたら届く距離なのに
触れたら溶けそうで

沈む夕日も
小波の音も
全て君のためにあるようだった

灰色の日常に君がくれた
たくさんの思い出と光たち
いつまでも
きっといつまでも消えない
この目に焼きついて

大事に抱えていくよ


あれからのこと
僕らは大人になって
それぞれ違う道を進んで
君は見えない

それでも視線は君を探してる
真っ直ぐ歩いていく君に
僕はずっと思いを馳せた
もう一度会いたいと

時間だけ過ぎていく
取り残された僕の中

夕日が沈んだあとも微笑んでいた君に
今も恋をしている
手を伸ばしても届かないから
僕は手を伸ばさない

あの月明かりも
あの音色も
今でも君のためにあるんだろう

別の景色だったら君は別の顔をするのかな
想像して見るけど
やっぱりそれは君にしか分からない

僕だけがその瞳を
独り占めできたらどんなに幸せだろう

灰色に戻った日々に
まだあり続ける君の光たち

これからもずっと僕を焦がしてく
君が焼きついて

大事にしまっておくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【楽曲募集】君の夕日

3つめの楽曲募集になります。

夕日と思い人に焦がされる主人公を思い描きました。


この歌詞に楽曲をつけてくれる方を探しています。



何卒よろしくお願いします!


*楽曲提供をしてくださる方が現れた時は、私が歌うかもしれません。

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投稿日:2023/07/02 20:12:17

文字数:585文字

カテゴリ:歌詞

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