ハコR

オケがかっこいいですね。SFっぽい雰囲気で、ちょっと幻想的な感じもあっていいと思います。
ちょっとリンの音程が気になってしまいましたが、そんなに大きく外れていないので、直すとしたら、ピッチコレクターがいいかも知れませんね。

いつもコメント下さりまことに感謝いたします。
ミクさん版の「ハコ」は、作成した当時、歌詞にしろオケにしろ、ミクさんにしろリンちゃんにしろ、言いたいことやりたいことをとにかく詰め込んで完成しました。しかし何故か納得いかない観があり、ニコ動には公開する気にならなかったんですね。
同様にリンちゃんも年明けからウチにいたんですが、やはり何故か放置プレイ。
今回いいかげんリンちゃんと「ハコ」をデビューさせようと思い立ち、毎晩音を足しては足し、2週間。しかし全く納得出来ず、そしてようやく気が付きました。
「詰め込みすぎ」
山本さんがよく指摘してくださる部分ですね。そうか足してだめなら引いてしまえと、もともとミニマルな展開向けのオケだったので、そこを重視して改変することに。
歌詞の展開も無くし、オケのループも最低限に削り、そしてやっと納得のいく「ハコ」が出来ました。つまりこれよりさらにくどい曲だったんですよ一時は。
「ハコR」の「R」はリンちゃんのRであり、この曲に対するリベンジの「R」でもあるのです。なんてね。

　そうだった、「ハコ」でした！
　初めてLRさんにコメントさせてもらったのは「swiming」だったような気がしてたんですが、こっちでしたね（多分ニコ動では「swiming」が最初だったかな）。
　VOCALOIDでテクノ系の音を探してたときに「ハコ」に出会ったんでした。
　すこしもっさりした音に80sエレクトロからテクノへの過渡期にあったブリープハウス的な「古さ」を感じたんですが、でもなんか普通(スタンダード)じゃないな、と気になりだしたんでした。

　で、「ハコR」ですが、ずいぶんスタイリッシュで粒立ちのいい音処理になったな、と最初は驚いたんですが・・・いやいやLRさんがそれだけで済ますはずがない。ほら、やっぱり。
　こういうと眉をしかめられるかもしれないのですが、とてもロックな音作りだと思います。ミニマルだけどミニマルじゃない。濃厚な味わいの一品です。
　他のひとなら8分くらいかけてやる（もしくは2曲でやる）ことが5分弱に凝縮された贅沢な音だと思います。
　逆に他の人はなんでここまでやってくれないのかな、と不思議に思ったりもしますが。

　GJでした。ただただGJでした。
　あとで動画も見にいきます。