僕のとなり　君はいない
「そこでずっと　何を待ってるの？」

街行く人　流れる雲
みんな君に見向きもしない

それは簡単で　とても困難で
「認めることで前に進めるのよ」
君はそう言って　ぼくに微笑んで
ぼくの前で顔を隠すそっと仮面で

回って　回って　回り疲れて
息が　息が切れたの？
こんなに可愛い君の笑顔が
偽者だと気づいていたのに

君を乗せて地球は回る
止まったままの僕らと回る

一秒だけぼくを見つめ
何も言わず君はうつむいた

偶然でも　運命でも
出会わなければ今の僕はいない
綺麗じゃなくても　君といたいから
こっち向いて　君が見たい
仮面はもういらないだろ？

回って　回って　回り疲れて　　　　
君は　君は　どこに行ったの？　

そんなに　そんなに　そんなに急いで
君は　君は　苦しくないの？

変わって　変わって　変わっていこうか
一緒に　君と僕とで
運命の赤い糸はいらない
今ここで抱きしめてあげるよ

回って　回って　回り疲れて
息が　息が止まっても
大丈夫　ぼくがここにいるから
二人で手を繋ぎ　歩いていこう